滞納と家賃保証
滞納と家賃保証
少子高齢化の要因もあり、賃貸の連帯保証人になる方にも
高齢化の波が押し寄せています。連帯保証人の多くが60歳を
超えており、既に引退されている方で年金を受領していケースも多いです。
滞納が発生した場合、年金受給者の連帯保証人だと滞納家賃の
回収漏れの可能性が非常に高くなります。
そのため別の方で連帯保証人をつけて頂く事もできますが、
保証会社利用するケースが増えてきております。
当然の事ながら人的補償の方が安心感や過去に保証会社が
つぶれてしまったケース等を考えるとその様にしたい所ですが、
なかなかそうも行かないのが現実です。
審査を厳しくするという方法もありますが、間口を狭めてしまい入居者が見つからなければ元もこうもありません。
こうした中で大家さんが考えるべき事は、所有する物件の賃料帯はいくらか(金額により審査の強弱をつける)、敷金等を減らして初期費用を保証会社の保証料に回してもらう等(敷金2ヶ月であれば1ヶ月する)の条件変更を行うかだと思います。
需給バランスや少子高齢化の波に負けない対策をしましょう。